
バイオリン教室に通うにあたって、自宅での練習やレッスンに必要になる自分で揃えた方が良い備品を紹介説明します。
譜面台

バイオリンはピアノと違って『立って演奏する』楽器です。おうちで練習する用に1つ用意してください。組み立て式の譜面台なら1000円ちょいで見つかります。
好みの高さに調節でき、折りたたんで持ち運びも可能です。組み立てないタイプのガッチリ譜面台なら、穴の空いていないタイプがオススメです。書き込みがしやすい仕様になっています。
チューナー

お子さんのレッスンで、調弦は先生がやってくれるのが定番ですよね。おうちで練習されるときは調弦、どうされてますか?まさか調弦してない??
良い耳をキープするためにはおうちでの練習前の調弦も大切です。チューナーはランプの点灯で正確な音程をしることができるので購入をオススメしたいです。
機能性を重視するならメトロノーム付きの置型タイプ、演奏中にピッチを確認したいならクリップ型が使いやすいです。
松やに

楽器セット商品をご購入されたらもれなくついていると思います。あまり良質なものではないので、別に購入されることをオススメしたいです。
ベルナルデルやミランの黒猫などが楽器屋さんで入手しやすい松脂です。
肩当て

楽器の裏側、左肩に接触する部分に使用する、あったら構えやすい備品のひとつ。肩当てにもサイズがあるのでご自分の楽器に合うものを選んでください。
最近の流行りは、エベレストの肩当て。いろんな色が展開されていてお気に入りの色を持っておくと気分が上がります!分数サイズもあるので、習い始めから肩当てを使って正しいフォームを身につけることをオススメします。
(先生によっては肩当てを使用されない指導をされることもあるので、必ず先生に相談してください。)
矯正器具

習い始めで一番大切なことは『正しい構え方を習得する』こと。レッスンでは先生のアドバイスもあり上手く弾けても、おうちでの練習で好き勝手な構え方で弾いていたら悪いクセがついてしまいます。
弓を握る部分に装着するボウグリップ(カエルとお魚の形になっています)や、ボウガイド(半透明の半円型で駒の横に装着)などの便利グッズを使うのもおすすめです。
『ボウグリップ』『ボウガイド』と検索すると色々出てきます。ボウガイドには楽器のサイズと連動しているものがあるので、気をつけてご購入ください。
掃除用品

練習をした後、楽器に白い粉がつきませんか?その粉、放置しているとガリガリにこびりついて取れなくなってしまいます!
練習後は必ず飛び散った白い粉(松やに)をササッと拭き取ってケースになおしてください。
「もうガリガリになってしまった…」という方には、ミランのクリーナーオイル、ヒルのクリーナーオイルを掃除布に数滴たらし、汚れた部分を磨くとキレイになります。
※初めてオイルを使う場合は、目立ちにくい楽器の裏側の端っこで試してから使用することをオススメします。
メトロノーム

習い始めの導入期(テキスト1冊目が終わる頃)を過ぎた方、レッスンで「同じ速さで弾きましょう」と注意を受けていませんか?そんな時に必要なのがメトロノームです。
電子音タイプや、重りを上下させてネジを回して使う三角のタイプがあります。小さいお子さんには自分で操作できる昔ながらの三角タイプのメトロノームがオススメです。
弱音器

弱音器、またの名をミュートといいます。レッスンではほぼ使いませんが、おうちでの練習環境で大きい音が出せないような方はミュートの装着を検討されてはいかがでしょうか。
駒にゴムタイプのクリップのような形のものを装着して、響きを消します。全く音がしないというわけではないので、消音効果を期待しすぎると意外と音が出てると思われるかもしれません。
時間帯など、ご近所に配慮しながら練習するようにしてください。
雨除けカバー

雨の日に歩いて通って下さっている生徒さんが使っていらっしゃるのを見て、楽器ケースのレインコートがあればとても良いなぁと思いました。
お子さまレッスンでは、おうちの方のお車送迎で通われるされる生徒さんも多いので、レインコートが必要のない場合も多いかと思います。ご参考までに…ということで掲載してみました。